モチベーションってそもそも何?

スポーツメンタル

今回は、モチベーションについて書いていこうと思います。

皆さん、スポーツをしている中でよく聞くワードとして

「モチベーション」

というワードがあると思います。
ではモチベーションってそもそもどんなものでしょうか。

辞書で調べるとモチベーションとはこのように書いてあります。

1.動機を与えること。動機づけ。誘因。
2.物事を行う意欲。やる気。

モチベーションというのは、スポーツを行う上では、動機、意欲というものなんですよね。

ではこの動機づけということにはまず何が必要でしょうか?

コレが前回のブログで書いた「目標」なんですよね。
正しい目標があって、その目標に向かっていく。

そしてこの目標に向かって練習や試合、トレーニングをしていく上で、モチベーションという目に見えないものを使って継続させ成長していく。
すると結果が出てくる。

しかし、このモチベーションというのは、浮き沈みというものがあり、練習意欲ややる気に直結してくるというものですね。

高く目標を立てたけど、全く届かない目標だから、目標がなんか現実的じゃないから、モチベーションが下がったなんて経験、みなさんしたことがあると思います。
現実的じゃない目標、リアルじゃない目標は時に、モチベーションを下げてしまうことがあるということです。

目標についてはこちらをご覧ください!

【外発的動機と内発的動機】
外発的動機と内発的動機、この言葉はモチベーション維持にかなり関係のあるものになります。

これはどういうものかというと

外発的動機:報酬や評価、罰則や懲罰といった外部からの働きかけによる動機付け。
内発的動機:物事による強い興味や探求心など人の内面的な要因によって生まれる動機付け。

このようなものになります。

「テスト勉強1時間したらゲームしていいよ」
「この試合に勝てば賞金がもらえる」
「お金あげるから買い物行って」

これらはすべて外発的動機ですね。
外発的動機付けのメリットとしては、報酬を得ることができるからやる、罰則を受けたくないからやるといったものなので、短期的に見れば結果は出る可能性は高いです。しかしデメリットとして、持続性がないのでこのようなことは3日坊主のようにすぐやめる。次、同じことを言われてもやる気にならないというような行動になってしまいます。その結果、決められた目標以上の結果は得られにくいものにもなります。

これさえすれば!という練習は身に付きますか?監督に言われたからという理由で行う「やらされる練習」は意味ありますか?
というところになります。

反対に

「好きなことをしていたら時間を忘れていた」
「練習に行くのが楽しくて仕方がない」
「服を買いに行くのは、楽しいし、時間が足りない」

これらはすべて内発的動機ですね。
内発的動機付けのメリットは、そもそも内発的動機は、行動自体が目的になるので、高い集中力は発揮されるため、強い探求心や興味が湧いてきます。
結果として、自らが進んで行動をするため、質の高い行動ができるようになります。
根気よく継続できればモチベーションが上がれば長く持続していきます。
デメリットは、そもそも関心や好奇心が必要ですし、ちょっとした成功体験が必要になり、モチベーションを上がっていくのに少し時間がかかってしまいます。その結果、途中で諦めてしまったりする場合もあります

例えば、自分が好きで始めたスポーツ、練習はきついけど、楽しいから頑張れる!
こんな練習だとどうでしょう?なんか成長できそうですよね。
好きなこと自分がやりたいことであれば、少しでも成長しようと何かを調べたり、動画を見たりしますよね。

その時って気づいたら驚くほど時間が経ってますよね。

【モチベーションを長く保つには?】

スポーツを始めたころには、「練習楽しい!」「試合出るだけで楽しい!」と思っていたことが、
レベルが上がることによって「家族のために結果を出さなければいけない」「ファンの皆さんの期待に応えれるように」「賞金が出るから勝たないと」というように外発的動機のモチベーションになっているということがあります。

その時には一度初心にかえって、スポーツを始めたころの気持ちや目標をもう一度振り返るということをしても良いかもしれませんね。

どちらが良いかと言われると上記に書いたように互いにメリットデメリットがあるので、時には外発的動機が必要なときもあります。しかしながら、外発的動機ばかりのモチベーションにしていると、長くは続かないし、短期的な結果になってしまいます。
プロアスリートの中にも「親にやれと言われて始めた」「家系がその家系なので知らない間にもうこのスポーツを始めていた」というような
スポーツの始まり方をした方は少なくないと思います。
しかし、その状態では、ある程度上のレベルに行ったときに躓き、挫折し、そのまま何もできずに引退ということも多くありますよね。
外発的動機から始まったとしても内発的動機にシフトチェンジしていくというのも長く活躍、長く結果を出し続けることには重要だと思います。

今の高校野球で、長期間に渡って強豪校として甲子園などの全国大会に出ている高校は、昔のような監督独裁政権ではなく、選手の自主性や選手の意欲を優先させるような声かけをしているチームが多いですよね。
ということは、監督、コーチの声のかけ方も重要ということですね。

モチベーションを保つのが苦手、わからない方は

今回、お伝えさせていただいた中で、モチベーションを保つのが苦手な方、わからない方は、まずは、自分のやっているスポーツはなぜやっているのかを考えてみて下さい。それが、外発的動機なのか内発的動機なのかを知ることがまずは大切です。
そして、そのスポーツの魅力ややっていることで「楽しい」や「夢中になれる瞬間」などを考えてみると良いと思います。
そうすれば、モチベーションを保つということができてくると思います。

最後に

それでもどうしてもわからない、できないという場合は、一度体験コーチングを受けてみるというのも良いと思います。
モチベーションが上がらない、モチベーション維持できない。そもそも自分の目標がなんなのか、大雑把な目標はあるけど、そこまで深く考えたことはない。
という方は、こちらからお問い合わせください!

私、プロスポーツメンタルコーチ、礒野功也がサポートさせていただきます。

通常11000円(税込)の体験コーチングを「モチベーションの記事を読んだ」と言っていただくと
5500円(税込)にさせていただきます。

この体験コーチングはモチベーションを上げる方法を知るというものではなく、スポーツメンタルコーチングというのを行なって、モチベーションが上がらない原因を一緒に考えていきます!

私も現役時代、

「モチベーションなんか上げてなんぼでしょ」
「モチベーションが下がってるときは気合しかない!」
「メンタルなんて自分で鍛えるしかない」
「メンタルのことを人に相談するなんて恥ずかしい」

と思っていました。

しかし、現在は世界のスポーツ界でも、フィジカルコーチ、技術コーチと並んで、メンタルコーチのサポートを受けることが当たり前になってきています。

そんな時代だからこそ「メンタル面こそ一人で悩まないで!」と思います。
あなたの悩みの解決策を提言するのではなく、あなたと一緒にどのように成長していくかを悩み、考えるのがスポーツメンタルコーチという存在です。

「誰に相談すればいいかわからない!一人じゃ無理!」

そんなときは一度「体験コーチング」を受けてみてください!!

こちらからお問い合わせください。

 

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